子どもの成長痛でお悩みの方へ

query_builder 2021/07/21
ブログ
1614345332257

 子どもが,かかとを痛がる,膝を痛がるから治療できますか?と,整骨院に来院される方がおられます。「スポーツは何もしていないけど遊んで帰ってきたら痛がります」「サッカーをした時に痛がって,その他の時間はそんなに痛がりません」こういう会話をすることが多くあります。


 子どもが,かかとや膝を痛がると,かかとはシーバー病,膝はオスグッドと診断されることが多いと思います。



シーバー病は,かかとの骨が炎症をおこして痛みを感じます。



 オスグットは,太ももから膝にかけて伸びる筋肉が硬く伸びなくなるので,膝のすぐ下の骨が炎症をおこして痛みを感じます。 どちらの症状も,骨が成長段階にあるときにおこる特有の症状です。膝は,骨が膨らみやすい状態にあり,かかとの骨は大人になるまで2つに分かれているために炎症をおこしやすくなっています。 そもそも,成長痛とはどんな痛みでしょうか? 成長痛で検索すると,ある整形外科のホームページには,次の様な記載がされています。 ・2~3歳,5~6歳の子どもに多い痛み。夜に痛みだして,朝には痛みがなくなる。整形外科を受診しても異常がみつからない。 ・世界では10~20%の子どもが経験する痛み。遊んでいるときは痛みを感じない。シーバー病,オスグッドなどのスポーツ障害と同じではない。 シーバー病,オスグッドを含めて,子どもが経験する痛みの多くは,大人と同じ様に痛みが出てしまう前に,原因となる不調が発生しているはずだと考えています。よく患者さんに説明するのはからだ全体が一つのシステムというお話です。からだを曲げたり,走ったりするときは,からだのほとんど全ての関節が動いてそれぞれ力を分担しています。  痛みをかかえてこれらる患者さんは,股関節や肩関節,どこかの関節がある方向だけ動かないことがほとんどです。それぞれ,分担して動いている関節が,動かない方向があることが,かかとや膝に痛みをだしてしまう原因になります。  安永整骨院では,痛みをおさえることを第一に考えて,治療をおこなっておりますが,もっと大切なことは痛みを再発させない,そもそもの痛みの原因をつくらないこと目標に,からだの使い方をかえる指導を行なっています。 安永整骨院 〒811ー3222 福岡県福津市津丸1200-1 ☎︎0940ー43-7225

NEW

  • オーダーメイド・インソールについて(つまさき重心)

    query_builder 2023/01/21
  • スポーツでおこる痛みや故障について

    query_builder 2023/01/19
  • 外反母趾でお悩みの方が好きな靴を履くために必要な条件

    query_builder 2022/11/24
  • 膝の痛み タナ障害

    query_builder 2022/10/14
  • サッカーでよくある太ももの肉離れについて(右利きの右太ももの前面)

    query_builder 2022/07/11

CATEGORY

ARCHIVE