膝の痛み タナ障害
膝の痛みの1つにタナ障害という症状があります。
膝のお皿の内側が痛くなります。
膝の内側には、骨や筋肉の摩擦を防ぐ滑膜がありますが、日本人の7割近くの人は大きさが必要以上に大きいと言われています。そのため、余分な部分が擦れて炎症が起きやすくなっています。
しかし、炎症は自然におきるものではありません。長い距離を歩いたり、膝の曲げ伸ばしをたくさん行うと炎症がおきて痛みを出します。両方の膝が同じ日に痛くなるのは稀で、ほとんどの患者さんは片側の膝が痛くなります。
今回の患者さんは、左の膝が痛くなり来院されました。エコーで膝の中を観察しましたが、筋肉に大きな損傷はありません。電気治療や手で患部を柔らかくする手技療法を行うと痛みが軽減しました。治療の後に、なぜ左の膝に負担がかかったかを判断するために、股関節や膝などの柔軟性を評価します。やはり、股関節も膝も十分な柔軟性がありません。
プラスして、大きな問題は三半規管でした。三半規管に問題があるかは、目を閉じて頭を揺らすことでわかります。患者さんは左に頭を揺らすとバランスが保てません。そこで、治療の後に股関節の柔軟性を良くする運動と三半規管のトレーニングを宿題としてやってもらうことにしました。
患者さんが部活で行うソフトボールに、股関節の柔軟性は不可欠です。これから先のことも考えると、痛みがとれてもバランスを保つトレーニングと一緒に柔軟性の改善をお勧めいたします。
安永整骨院に併設しているボディスタジオ・リーブスでは、治療でだけでなくからだのメンテナンスやコンディショニング、ビジョン(視機能)トレーニング、脳機能の改善などを行うことができます。
811-3222
福岡県福津市津丸1200−1
電話0940-43-7225
安永整骨院
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