痛みの基礎知識‼︎ 〜その②〜

query_builder 2022/04/14
ブログ
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前回の痛みの基礎知識では、痛みの皮膚や内臓から脳への伝わり方についてご紹介しました。


今回は、感覚の勘違いでおこる痛みについてご紹介致します。


筋肉に力が入る感覚、手や足を曲げたり伸ばしたりといったからだを動かす感覚は、筋肉、関節や皮膚などから「どのくらい伸びたよ!」「今、3割くらいの力で支えてるよ!」といった感じで、脳に伝えられます。この感覚がいつも正確で、脳にも正確に伝えられれば、痛みは起こりにくい状態です。


気がついたら肩に力が入ってたり、運転中など無意識のうちに緊張してハンドルを握りしめていることを、経験したことはありませんか?こういった状況では、自分が思っている以上に筋肉に力を入れているので「自分では3割の力」「本当は6割の力」と実際に起きていることと、脳に伝わっていることに、誤差が生じてしまいます。

手足の曲げ伸ばしでも、同じようなことが起こります。テレビなどの健康情報番組で、目を閉じて足踏みをして、目を開くと「あれっ、からだの向きが思っていたのと違う!」という内容を時々目にすることがあります。このような状況も、脳と感覚と実際に起こっていることに、誤差が生じているのです。誤差や脳が勘違いしてしまうような、からだの使い方が日常的にその人の癖として、身についてしまうと痛みの原因となってしまいます。


つまり、筋肉や関節からの「このくらい曲がってますよ」「このくらい伸びていますよ」という情報と、脳が受け取った情報が違っていた場合に、脳は「危険な状況が起きている」と思います。痛みは危険を知らせる警報ですから、情報を誤差を「痛み」としてからだに伝えます。


このような、正確でない情報が伝わる、筋肉、関節と脳の関係を正しく適切な関係にするためには、どのようなことを行えば良いのでしょうか?


整骨院で行っている「運動療法」やリーブスの「ヨガ」「トレーニング」の中には、この運動ではこの部分を使います!ここが伸びる感覚がありますか?といったアドバイスをお伝えしながら指導を行なっています。ただの運動ではなく、からだの状況にあわせて痛みの予防にも効果が期待できますので、是非、ご利用お待ちしております。


安永整骨院

〒811-3222

福岡県福津市津丸1200−1

☎︎0940-43-7225

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