足首の捻挫の再発予防に呼吸トレーニングが必要な理由
サッカーやバスケットボールなどでよくおこる足首の捻挫は、癖になって繰り返す人が多いといわれています。捻挫を繰り返すのは、からだのバランスを崩した時のとっさの判断や足の裏でしっかりとからだを支えることがうまくできていないと、繰り返されると思います。特に、脳の大脳基底核は、旗揚げゲームのような「上げる、やっぱり、止める」といったとっさの判断を決定する場所です。この大脳基底核の働きが適切でないと、捻挫しそうになったときに踏ん張らずにこけてしまった方が、足首を捻挫しないような場面での判断が遅くなり、ケガにつながってしまいます。
今回のお話は、脳でも、足の裏でもなく、横隔膜の動きと捻挫の関係のお話です。
足関節の捻挫を繰り返す人はChronic Ankle Instability(CAI)=足関節不安定症と言われます。
アメリカでCAIを研究していた日本人の方が、CAIの人とそうでない人の、呼吸の時の横隔膜の動きと呼吸回数を調べて、CAIの人は横隔膜の動きが不規則で呼吸回数も多いという結果になったそうです。つまり、捻挫を繰り返す人は、横隔膜の動きが一定になるようなトレーニングや呼吸回数を少なくするようなトレーニングを行えば再発の可能性を減らせるのではないかというお話でした。
安永整骨院では、捻挫の治療だけでなく呼吸のトレーニングも行うことができます。
安永整骨院
811-3222
福岡県福津市津丸1200-1
☎︎0940-43-7225
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